旅先ではさらに強まる、「同じ言葉を話す者」への安心感


日本人と会話する同僚に、職場の仲間はとても意外そうでした

  「出来る限り安く、そして目いっぱい楽しい旅行にする。 力ずくでも!」 というSY氏(現職員組合執行委員長)の頼もしいコーディネートにより、殆んどの夕食は現地調達でした。

  アテネに着いた晩は、同室の3人で街へくりだし、歩き回った末にピザの店に入りました。

  たどたどしい英語でメニューを聞こうとすると、 応対した店員の青年が、「 ニホンジンデスカ?」と尋ねるではありませんか。

  彼の日本語の理解力は(おそらく)小生の英語のそれ(期限切れの英検2級・・・確か20年以上前か)程度と見ましたが、遠い異国の地で、異国の民から母国語で話し掛けられるというのは何ともうれしいものです。

  果たして我々3人は、日本へ留学していたと言う彼が勤めるピザ屋に、次の日の夜も赴いたのであります。(ギリシャまで行って、毎晩夕食がピザだったなんて・・・!)


                            戻る